赤浦さんのインタビューは勉強になります。 事業というか、経営上のパートナーというのは目指すところです。 ただ、投資金額が大きくなり、影響力が大きいシェアとなると、やっぱり、投資家は投資家という感じ扱われるケースが多いと感じます。 インタビューにも書いてありますが、我々のような大きなファンドになってしまうと、赤浦さんのような投資スタイルは難しく、いろいろジレンマを感じることがあります。 あー、やりたいだけど、投資できない・・ というものです。 最近は、投資しなくてもNILSとかゴルフとかいろいろ接点があるし、いろいろな活動を通じていっしょに何かできれば良いなと思うようになりました。
(以下、引用)
一般的なベンチャーキャピタルのイメージと僕がやってることって違うと思います。会社に役員がいて、それぞれが担当している仕事が違うというだけな んです。一緒に会社を作って、役割分担をして、信頼関係を持って会社を運営しているだけなんです。ベンチャーキャピタルだから特別なことをしているわけで はないんですよ。ただ、最初に福野さんと会って握手した時からやりたいことはまったくブレてないですね。その中で自然にいろんな人が集まって来て、いつの 間にか良い会社になったなという感じです。
勝屋:赤浦さんはベンチャーキャピタルとベンチャー企業との関係の理想形についてどう思うのか? 実際、赤浦さんは投資先とどう付き合ってますか?
赤浦:良い悪いは別にして、僕が嬉しいのは、みんなに僕をベンチャーキャピタルと思われないのが嬉しいんですよ。社員みんなが僕のことをただの投資家だと思ってたとしたらそれは寂しいですね。
福野:僕も赤浦さんも、会社に対して投資してるという意味では同じですからね。自分にできることはモノを作って いくことで、赤浦さんはその経営戦略的な部分を担っている。役割が違うだけなんですよ。一般的なベンチャーキャピタルのイメージとはズレてるかもしれませ んが、パートナーというか、一緒に事業をしている仲間という感じですね。
赤浦:そう思ってもらえると一番嬉しいですね。