NILS2007Spring が無事終了し、1週間ほどたった。次に向けていろいろと考えてはじめている。終わったときほど、興奮しているのでいろいろとアイデアがでるものだ。この時期を逃さす、しっかり考えることが次につながっていく。
今回の自分なりの評価としては、「まあまあ」といったところ。課題は以下の通り
- 海外スピーカーの選定力アップ
- 海外のスピーカーの人選のところでミスった・・・ことが個人的にには猛反省しているところです。 また、海外のスピーカーが多くなったため、国内のスピーカーが少ないとか、マネジメント系のセッションが少ないという結果にいたっています。 海外からのスピーカーの招聘は参加者の方も好評だったため、今回は増やすことにしましたが、ちょっとしっかりやらないといけないなということを考えています。
- 参加人数に関して
- また、参加人数も約300名と過去最大になり、さすがに多いな・・・と思いました。参加希望者は多数あり、 今後の運営上 招待基準なりをしっかり考えていけないということを考えています。
- 300名規模だと、海外からスピーカーを招待するにしても、社長(CEO)が200名もいるということが大きなセールストークになるなど、規模が大きいことによるメリットは非常にあります。一方、 人数が多くなると、全員とはしっかり話すことができない規模になり、希薄化を招く といったことになります。
- 実際、アンケート結果を見ると、定性的なコメントを見ても、たとえばそもそも趣旨を理解されていない とか、 価値観の違うなと思ったりするようなことも出てきます。
- 「バスに乗る人を選ぶ」ではないですが、今後の課題は300名規模を維持しながら、より質を高める背策を打つことがポイントになると考えています。
- Launch Pad の募集強化
- Launch Pad は好評でした。 11社のプレゼンでしたが、次回は15社を目標にしたいと考えています。時間も2日目の午前中をLaunch Pad に当てるというイメージです。
- 今回は応募自体が少ない(認知されていないなど)といったこともあり、ここは強化したいポイントです。
大きく改善したポイントとしては、
- 食事
- 今回は食事の質を大幅アップしました。事後アンケートなどを見るととても好評でした。食事の予算自体は変わっていないのですが、ボリュームを落として、質を上げました。
- 立食パーティとなると、食事があまるケースが多く、だいだい同じような食事しかでないので美味しいと思うことがあまりない といったところが実際だろうと思います。また、立食の場合、交流に夢中になり、食事が進まないということが実際です。
- そこで、質を高くし、 不足するくらいがちょうどよいのではないか? と判断し、結果としてうまくいきました。もちろん、量が少ないという不満もあったのですが、高い評価を頂いた方が大半でした。 一人あたりの予算を変えずに中身をよくすることを実現できました。今後のこの方針を継続していきたいと考えています。
- 通訳体制
- 今回からプロの通訳会社も入り、海外のスピーカーの通訳体制を整備しました。今回はプロの通訳の方が6名、ボランティア3名の合計9名が担当スピーカーの通訳を担当するというものです。セッションに参加する方もいれば、プレスインタビューや個別ミーティングをする方、または観光する方 など 様々です。通訳がアテンドすることで、日本人の経営者とのコミュニケーションを円滑することができ、さらには海外からのゲストに対するサポートを厚くすることができました。
- 海外スピーカーに対しては、大きなセールストークになります。
- 一方、海外のスピーカーに対する費用は高くなるため、 課題にも挙げたスピーカーの選定が重要になります。 海外からのスピーカーで内容はずすと、私もさすがにガックリきます・・。 今回は優先順位の高い方からプロの通訳をつけていましたが、予想?通り、セッションの評価と相関ありでした(笑)。
- 今後は海外からのスピーカーを厳密に選び、スピーカーに対してはプロの通訳を当て、ボランティアは一般の海外からの参加者のサポートといったような体制ができればよいかなと思っています。
といろいろと書きましたが、 一回開催すると、いろいろな課題がでてきます。