IVS2007Fall の残務もほぼ終わり、次の向けて準備を開始している。 3月にシリコンバレーに行くこともあり、まずはIVS2007Spring の英語版の資料が完成した(単に場所など変えるだけなので1時間もかからない作業ですが・・)。
IVSは2日間のオフサイトの大型カンファレンス以外にもいろいろと取り組みをしていると来年1月にはIVS2007FallのスピーカーやLaunch Pad 上位者など約30名を対象にした懇親会を開催する。 NILSのときからも”打ち上げ”と称し、企画メンバーや複数回スピーカーを担当した方など10数名の懇親会を開催してきた。 現在は全スピーカーとLaunch Pad 上位者(1位は賞品を頂けるがそれ以外は何もない!ため)などを対象としている。 私自身、IVS当日は忙しくしていてあまり交流ができないため、このような機会を大切にしている。
スピーカー同士の懇親は通常の懇親会よりセレクトされた方ばかりということもあり、非常に重要な機会となる。IVSのスピーカーやってよかったと思って頂けるのではないかと思っている。
また、3月か4月には東京での交流会を開催したいと考えております。最初はスピーカー経験者など人数を限定し、テスト的に行っていくことを考えております。
本日、IBMの勝屋さんとランチをしたのですが、いろいろと運営には悩みがつきもの。参加人数が多くなると、交流が薄くなる。新規の参加者はなかなかはいっていけない。
交流会の原則というのが自分の中にある。
- 上記のスピーカー向けの懇親会は着席形式となっている。既にお互い知っている方が多く、着席のほうがより濃いコミュニケーションがとれるからだ。食事の質も着席形式でコース料理のほうが美味しい。
- 一方、大勢の場合は立食形式が望ましい。 様々な人といろいろと交流を図ることを狙っているためだ。 立食の場合、ブッフェ料理が美味しくないことが多い。これは目玉料理を入れるなど工夫を加えることが重要。
- まったく知らない方、多い状況で着席形式という固定化されたのは私としては苦痛だ。食事中は同じ人と話さないといけない。 コミュニケーションは双方方向だ。限定されたメンバーのとき着席形式は活用する形式だ。
IVSの参加者のアンケートを読むと、新規参加者の場合、なかなか交流できないという課題が必ずある。会いたい人に会えないとか。 これは参加者自身の実力というか、人脈の問題で、知っている人が多いと、紹介お願いしたりできる。 まったくないというのは現状ではそういうものなのだと思う。
私もアメリカの会議にでたりするが、正直 誰が誰だかわからないし、話もはいっていけない。適当に話しかけても盛り上がらない。そして誰も助けてくれない。 日本の市場とか日本人に興味をもつ人が話しかけてくる。そんなもんだ。 話かけれないというのは、興味をもたれていない、知られていないということで、自分の実力と思ったほうがよい と思っている。
IVSの参加者の中で知り合いが多い ということが実力があるとも思わない。ただ、待っているだけとか、主催者頼みとか他力本願ではそもそもベンチャー起業家としてはなかなか成長できないと思ったりする。
主催者ととしては、参加者の質のコントロールをする必要があると感じている。参加者同士、相互に話すメリットがあるような状況にしないといけない。 誰と話しても役に立つという状況にしていく必要がある。 交流する仕掛けをつくるのではなく、自然と交流するような雰囲気つくりが重要だ。