Mobile World Congress の会場から一旦離れ、MobileMonday の会場に移動。バルセロナ大学の構内に特設テント(デカイ!)を設置した会場だ。FCバルセロナの拠点のカンプノウ・スタジアムのすぐそばにある。10年前に観戦したことを思い出した。
今回の目的はスタートアップのプレゼンを見るため。 Early stage と Emerging に分かれているが設立年度の違い。前者は2007年設立。 2004-2006年だ。 前者のほうが圧倒的に面白い。
MobileMonday Peer Awards Barcelona 2008 via kwout
面白かったはのドイツのViif , と NY の Buzz D だ。Buzzd は最近のTechcrunch の記事にもなっていた会社だ。
Viif の概要は以下のとおり。 課金の仕方が、SMSやCall 、着メロといったもので、携帯キャリアとリベニューシェアをしているという点が興味深い。プレゼン資料だとどこにでもありそうな感じだが、実際に見てみたいサービスだ。
Buzzd は携帯電話のRealtime "Yelp"という表現をつかっていた。ローカルのクチコミ情報のポータルサイト。CEO のプレゼンはうまい。キレル。Techcrunch の記事を引用すると以下のような会社だ。
Buzzdでは現在、米国内全“主要”都市でサービスを提供している。そのイベント関連フィードは常時更新で、価格・会場・イベント詳細なんかも盛 り込まれている。このイベント&集会情報アグリゲーションでBuzzdはFlavorpill、TimeOut New York、CitySearchの各社と提携している。Buzzdのサービスでは新しい人に出会ったり、友だちとSMSやメッセージで連絡を取り合うこと も可能だ。
Buzzdは2007年、モバイルメディア業界のベテラン2人が設立した。一人はNihal Mehtaで米国初のモバイルマーケティング会社「ipsh!」を始めた人(ipsh!社は2005年、Omnicom Groupに買収された)。もうひとりはDeepen ShahでeZtextファウンダー(こちらはipsh!に2003年買収されている。食物連鎖か?)。会社は、立ち上げ段階のラウンドで調達した個人の エンジェル投資(額非公開)で運営している。
あとは普通というか、、国が違うと同じようなサービスがあるものだと思う。たとえばモバイルでパーソナライズベージを作る(Widget など使えるとかなど) とか。 Duo Guo という上海の会社(プレゼンしていたのは白人の経営者の方だった)は、モバイルコテンツをキオスク端末のようなもので販売するといったサービス。 いろいろとあるものだ。
プレゼンを聞いて感じたことは、英語はそれほどうまくないということだ。通常のキーノートスピーチしている方も英語は非常にゆっくりだった。 ロシアの方も緊張して言葉がでないくらいだった。 シンガポールの人は中国語のように聞こえる英語だった。 日本の会社ももっと世界を見てがんばらないといけない!と感じました。