ICCパートナーズ 小林雅のBlog

Infinity Ventures Summit 懇親会（プライベートパーティ）

昨晩は、Infinity Ventures Summit 懇親会（プライベートパーティ）を開催した。参加者は24名でした。　IVS2007Fall のアドバイザー、スピーカー、Launch Pad上位者（3位まで）など大変お世話になった方に感謝するためのイベント。

というのも、IVSはスピーカーの方々には謝礼をお支払いしていない。　講演料という形でお支払いするのが一般的だと思いますが、IVS の場合は相互の交流機会の提供することで、ビジネスにも役立つし、感謝の気持ちを表しやすい　などの考え方から、企画している。

以前は打ち上げ予算も限られていたが、ＩＶＳの企画段階から予算を確保するようになった。

Launch Pad は1位のみ賞品があるが、2位以下はありません。全員は難しいため、3位までの会社をご招待しました。

次回の案内資料も着々と作成し、もうすぐ案内を開始したいと思っております。　よろしくお願いいたします。

ＮＴＴドコモとＧｏｏｇｌｅの提携発表@グランドハイアット

たまたまグランドハイアットにいたら、ＮＴＴドコモさんとＧｏｏｇｌｅｎｏ提携発表が開かれていた。

ロビーで仕事していると、Ｇｏｏｇｌｅの幹部の方（海外のカンファレンスで見たことある）とか歩いていたし、メディアの方がぞろぞろとできた。

記者会見は聞いていないのですが、　Ｇｏｏｇｌｅの幹部の方がすがすがしい笑顔で歩いてたがの印象的だ。

ネットの３Ｄ化って必然か？

ネットの３Ｄ化が話題になっているのですが、３Ｄ化は必然なのでしょうか？

ゲームも２Ｄから３Ｄのゲームに移っていきましたが、以前としてカジュアルゲームは２Ｄもあるしと思います。　３Ｄだと制作コストが高くなっていまいがちなので、３Ｄの大作系だとゲームタイトルが少なくなったように、３Ｄの大作系ネットサービス（Second Life)とか一部で、ほかは今までどおりの２Ｄというか、そんなサービスがメインだと思います。　もちろん、ＦｌａｓｈやＡｊａｘといったＵＩの進化がは当然あって、　より使いやすくなっていくがの”必然”というように気がします。

ケイ・アンド・カンパニーって？

仲間が増えたと書いていますが、別にケイ・アンド・カンパニーＬＬＰに人が増えたのではありません。ケイ・アンド・カンパニーは、名前からわかるように私の個人会社（ＬＬＰ）で、コンサルティングなどの仕事を受けるためにあります。　個人事業主とほとんどかわりません。

今後、立ち上げるのは新しいブランドです。　新しいブランドのベンチャーキャピタルの仲間といっしょに立ち上げます。　　ベンチャーキャピタルというのは日本ではあまりよい印象はありません。　Adventurous Investor　というのか、リスクテイクし、大きなものを目指すことを支援するインベスターを目指しています。　

中国の検索大手「Baidu」、日本で本格サービス

中国の検索大手「Baidu」、日本で本格サービス

たまたまＮＨＫのニュース番組を見ていたら、Ｂａｉｄｕの日本参入のニュースをやっていた。記者会見も模様の映像が流れていた。　中国では圧倒的Ｎｏ１のＢａｉｄｕ。今後の展開は楽しみです。

中国の広告市場と比べると、日本の広告市場は大きく、単価も高い。　リスティング広告が立ち上がると中国より大きなビジネスになる可能性がある。　

期待したい。

仲間が増えると楽しい。

昨年8月から独立＝一人で活動していたので、仲間が増えるということは大変うれしいイベントだった。　”仲間”とあるが、一部の方はご存知ですが、大学の同期でもあり、私とは異なる道を歩んできた。　仕事をするといろいろと面白い。　　これぞ求めてきたもの（環境・仲間）だ！　と本当に思う。

これからが楽しみです。

世界が認める頭脳が集結したガレージ--検索エンジンのPFI

世界が認める頭脳が集結したガレージ--検索エンジンのPFI

すばらしい。

Launch Pad にも登場していただき、非常によかったです。日本から世界へ飛躍してほしい会社の1社です。

「ウェブ時代をゆく」 (続） 私のロールモデル

「ウェブ時代をゆく」を読んで思い出したことをいろいろ書いていましたが、ロールモデルに関して書いてみたいと思います。　私のロールモデルとなっているのは、ほとんど話したことがない、見たことない人だということです。　ＫＰＣＢのジョン・ドーア氏もあったことも見たこともありません。　

ＡＤＬに入る前くらいのことろはまずはコンサルタントとして頑張ろう！と思っていたので、梅田さんはロールモデルでした。　

最近は、（Ｄａｖｅさんのブログの）シリコンバレーの若きベンチャーキャピタリスト Top5 　の中の二人のベンチャーキャピタリストをウォッチしている。　

• Danny Rimer（Index Ventures）「いつもアウトサイダーの立場で考える」
  36歳。代表的な投資先は、FON、Last.fm、MySQL、Skypeなど。
• Roelof Botha（Sequoia Capital）「天才数学者＆メンター」
  33歳（！）。PayPal IPO時のCFO。代表的な投資先は、YouTube、Joost、Meeboなど。

の2名だ。　また、ネット関連など投資をみても、Sequoia Capital と　Index Ventures は良い投資をしていて、ベンチャーキャピタルファームを今後運営する上で投資戦略やチーム構成など大変参考になる。　特にIndexi Ventures はヨーロッパのベンチャーキャピタル。拠点はスイスのジュネーブとＵＫのロンドンだ。　Rimer 兄弟（3人）がフォームを経営。長男の方は、グロービスの堀さんとＨＢＳの同級生だ（堀さんのブログにたまに登場します）。　

MySQL、Skype 、　Netvibes などグローバルの活躍する企業が生まれてきている。それを支援しているのが、Index Venturs だ。　シリコンバレーのように数多くのベンチャーキャピタルがあるわけでもないし、ヨーロッパのＩＴ産業って？　と思う人が多いだろう。

ホームページの投資戦略は現在、構想中のベンチャーキャピタルの参考にしている。

Teams

Index Ventures is dedicated to working with entrepreneurs who have the drive and ability to build world-class technology companies that can become global players in their market.

私は投資家という株主だーというベンチャーキャピタルではなく、起業家ともに歩む、ベンチャーキャピタルを目指しています。　Ownershipに関しては、「We do not seek to control a company through ownership. Our objective is to back founders and managers who wish to control their own destinies.」とあります。

Geographic Focus

We can and do invest globally, although our primary focus is on Europe. Our offices, located in Geneva and London, allow us to reach most European destinations within a couple of hours. Outside Europe, we co-invest with proven, local venture capitalists with whom we have long-standing working relationships and in companies seeking a value-added investor to complement their local investor base.

（Index Ventures はヨーロッパがフィールドならば、我々はアジアをフィールドにする。日本に加え、中国、ＵＳなどにも投資活動をおこなっていく。中国などは共同投資という形で関係をつくっていく　といったことを考えています）

Sectors

We focus on investing in technology and life sciences. These are markets in which we have direct experience and where our advisors, limited partners and our extensive networks can bring significant additional value to our portfolio companies.

（この分野はファームにｙとて異なりますが、Digital Media & Technology セクターでチャレンジしていきたいと思っています。

Preferred Stage of Investment

Our initial investment focus is on series A and B rounds. As our portfolio companies have matured, we have continued to support them with later stage investments.  We are also open to investing in more established businesses who would like to partner with us to accelerate their growth.

（同じ）

Investment Size

Our typical investment size is €3 to €10 million although we sometimes invest as little as €250,000 in seed rounds and as much as €30 million in a growth-stage company. We seek to invest €5 to €20 million in a company over the life of an investment. We prefer to take lead positions and an active board seat, supporting the management team with whatever resources and skills

そして、参考になるは、Distinction のところだ。悪い投資家ということが最初にあるのが面白い。　

Distinction

One of the biggest mistakes a start-up can make is selecting the wrong investor for the wrong reasons. The wrong investor on the wrong terms will jeopardize（危険にさらす） the prospects for your business.

A good venture capitalist will contribute far more than just money. Beyond issues of valuation, seek investors who can:

• Offer advice as a strategic thought-partner,
• Bring help with hiring and recruitment of engineers, sales people, senior personnel and relevant advisors,
• Make introductions to key partners,
• Bring your business profile and visibility,
• Help to internationalize your business,
• Assist with exit optimization.

Since the early 1990's, Index Ventures has been dedicated to building world-class information technology and life sciences companies. As one of the early venture firms in Europe, we are committed to the development of the venture capital industry across the continent and UK.

Read the stories on our website for more information about some of the ways we have been able to help the companies we have invested in.

Team

We seek out excellence in all of the people we work with. We believe in partnering with the entrepreneurs we back and in bringing to bear all of our collective resources and relationships in helping them build their companies.

Expertise

Our team has deep technology and scientific understanding and experience. We seek investments with unique value propositions.

Focus

We are entirely focused on investing in the equity of young technology companies.

Success

The success of the teams we have backed is our greatest source of pride. Since launching our first fund in 1996, we have helped launch many successful companies that have completed landmark IPOs and trade sales. We are also proud of our reputation for dedication, integrity and high standards.

Networks

Index has built and cultivated long-standing relationships with the world's leading IT and healthcare companies. We view these relationships as a source of competitive advantage for our portfolio companies.

Commitment

Our firm was started in 1996 by individuals who saw the opportunity to adapt the California venture capital model to Europe, and who were committed to the creation of great, long-lasting technology companies in Europe. This remains our commitment today and will remain so in the future.

などなど、いろいろと勉強になります。　

Admobの日本の 営業責任者とブログ

Admob の日本の営業責任者の方がブログをスタートしました。こちら　です。元ジェイ・リスティングの代表だった西窪さんです。

問い合わせなど実務に関しては西窪さんまでお願いいたします。

Admob の組織はBusiness Development チームがあり、パブリッシャーの獲得（インプレッション数など）を担当しているチームがありますが、　日本もＢＤチームの一員となります。全世界で１０名もいないでやっているという体制です。西窪さんは　Report to Niren Hiro となっています。

試運転しつつ、組織も徐々に拡大する予定です。まだ日本法人はありませんがよろしくお願いいたします。

MITのビジネスプランコンテスト と Business Association of Stanford Entrepreneurial Students

ＭＩＴのビジネスプランコンテストのウエブサイトはこちら 。　サンプルのビジネスプランはResouces のページに掲載。　いろいろとコンテンツが充実している。

ビジネスプランコンテストといっても、　ウェブサイトの内容を見ると、通常の事業化のプロセスそのままだ。　プロセスも洗練されていると感じるし、サポート体制も素晴らしい。

ＭＩＴという大学というか研究所の成果を世の中に出す・役立てるという点を追求したプロセスと感じた。　

一方のスタンフォード大学は、Business Association of Stanford Entrepreneurial Studentsという組織がある。その中にビジネスプランコンテストがある。

Stanford Entrepreneur's Challenge (E-Challenge) is an annual business plan competition conducted by the Business Association of Stanford Engineering Students (BASES) with the purpose of developing the next generation of entrepreneurs.

いろいろと勉強になります。