5月21日・22日と札幌市にあるシェラトンホテル札幌でInfinity Ventures Summit 2009Spring(IVS2009Spring) を開催しました。 新型インフルエンザの影響もあり、中国・香港の参加予定者がキャンセル(10名強)となって、心配しましたが、欧米・日本の直前キャンセルはほとんどなく、無事開催することができました。
今回、海外のスピーカーが3名(中国2名、韓国1名)が直前キャンセルとなりましたが、全体的に非常に満足度の高いコメントを参加者から頂くなど、内容に関してよいものができたと思います。(ただ、新型インフルエンザの影響とはいえ、予定されたスピーカーを欠いたというのは非常に残念でした。)
運営面では、いくつか工夫を加えたり、開催ホテルのシェラトンホテル札幌のスタッフの皆様のご協力をいただき、素晴らしいものができました。 特に料理に関してはかなり評判がよく嬉しかったです。
今回、運営上変更を加えた点としては、
- 今回から、(全部ではないですが)英語から日本語への同時通訳をいれました。その結果、外国人スピーカーのプレゼンや質疑応答が効率化されました。 同じ通訳の方(関谷さん ありがとうございました!)だと、業界ネタを理解するようになってレベルアップ。
- 2日目の朝食会場をメイン会場の隣の会場にして、Launch Pad の動画を放送しました。朝食を食べながら、ゆったりとLaunch Pad を見ることができます。中継されているのはスクリーンに映っている映像(プレゼン資料)と音声なので雰囲気はわかりませんが、多くの方がみていたようです。
- 映像に関しては、後方にビデオカメラを配置し、ステージ上を撮影したこともあって、臨場感あふれるスクリーン映像になりました。 今までケチってやっていなかったのですが、しっかりとした体制を整え、運営することができました。
- 今回から海外メディアがカバーしたので、英語と中国語のニュースがでました。TechCrunch と tech.163.com になりますが、非常に良い内容です。特にtech.163.com は大特集になっており、中国語のニュースとしては効果があります。
Launch Pad も今回は12社登場。 今回から採点のシステムを一部変更しました。5点満点の採点方法になりますが、通常 3 点が「普通」になりますが、今回から2点を「普通」にしました。理由は上位5社の表彰する仕組みになるのですが、点数の高い上位の評価の差を出すために基準点を1点下げました。そうすることで、今まで1-2点差という勝負でしたが、今回は1位と2位の差が7点(50点満点)つきました。(前回は合計40点を超える会社が6社いましたが、今回は1社。今回は6位以上が30点以上でした。採点基準を変えたことで10点ほど下がりました)
海外メディアが特集するようになり、Launch Pad も日本にいながら、世界にPRできる場になりました。 このような機会は素晴らしいし、IVS Launch Pad の価値を高めるものだと思います。
今回のIVSは準備も大変でしたが、また次回もさらに頑張っていきたいと思います。 ネット・モバイル業界は活気がでてきています。 これは非常に素晴らしいことです。開催して実感しました。