Launch Pad も実感的に開始した2006年11月から6回開催した。コンスタントに10社以上が登壇し、IVS の名物イベントになってきた。
Launch Pad は当時Adobe に在籍していた田中 章雄さんに アメリカのDEMOみたいなものをやりましょうよ と言われたことがきっかけだ。 2006年5月の当時NILSに初参加した田中さんは熱気があって面白かったが、実際にサービスのデモをしているのがほとんどないことが不満だったということだった。 そこで2006年9月のDEMOに実際 参加してみたところ、面白く、このようなことをやってみようという思って、2006年11月から開始した。 最近はLaunch Pad のようなデモをするイベントが日本でも増えてきた。うれしい限りである。
本場のデモの特徴は以下の図にまとまっています。 6分のプレゼンというのはON-stage Presentation というもので、これかがなかなか良く出来ています。これはPre-Show Preparation というのがあるらしく、準備をしっかり行うというものです。 IVS のLaunch Pad もこの「Pre-Show Preparation」をしっかり行い、本番に挑むため、動画で見るとわかりますが、面白い内容になります。
逆に 「Pre-Show Preparation」がないDEMOっぽいイベントは、ダラダラ つまらない話で終わるとか、構成が会社紹介だけで終わってつまらないとか、プレゼンのフォーマットの統一感がないとかいろいろな問題が発生します。
IVS のLaunch Pad では、今回 Brightcove社の協力により動画配信を行うことで Post-show の効果を高めることを強化しています。 メディアカバレッジも中国のNetEase やUSのTechCrunch など国内外のメディアが Launch Pad を特集するようになりました。
また、IVSはもともとネットワーキングに価値を持つイベントのため、Launch pad に登壇し、注目を集めると自然といろいろな話ができる機会となります。
このようなことで、「経済効果」がでてきます。 DEMO の場合、登壇するのに100-200万円かかるそうなのですが、事前準備などいろいろなことがあるので、参加企業も毎回70社とかあるのでしょう。
IVS は毎回 改善をしております。 プレゼンする方のマイクは「ヘッドセットマイク」を使用しています。これはデモをするので、動きやすいマイクにしました。 また、実機のデモをできるようにビデオカメラを設置する(ちなみに録画されているデモより、ライブで実機デモをするほうがはるかに面白いです)などです。
次回のIVS Launch Pad は応募をこちらで開始しております。またいろいろと集めて、面白いイベントにしていきたいと思います。