動的再構成ベンチャーのアイピーフレックス,大型出資案件が実らず破産手続きへ
ベンチャーキャピタル業界に長くいる人はこの「アイピーフレックス」の投資案件を知っている方は多いでしょう。 ついに破産という結末になったようです。
堀社長は「投資先の株式公開にとどまらず、東証1部への上場、さらに将来的に日本に貢献できるレベルの企業育成を目指す」と話す。そのなかで、半導体開発ベンチャーのアイピーフレックス(東京・品川)はDIが有望視している投資先の1つだ。
アイピーフレックスは2000年3月に創立。1つのチップで画像や通信など複数の高速処理ができる新型プロセッサーを開発、今年3月に製品化し た。佐藤友美副社長のアイデアを事業化するため、DIは2001年1月頃から経営支援に着手。当初は株式を対価にコンサルティングし、現在の出資額は実額 で4億円程度だ。
の記事にあるように2002年とか、ドリームインキュベータさんの代表的なインキュベーション案件として特集されることが多く、富士通との提携など実現し、注目を集めていました。
過去のプレスリリースを見ると、総調達金額が日本のベンチャーの中ではトップクラスだと思います。 テックベンチャーの代表的企業であった・・・ 残念です。
2004 年 6月 2日
アイピーフレックス株式会社アイピーフレックス㈱ 第三者割当増資により 6.5億円を調達
~事業基盤の一層強化により、次世代技術開発及び海外ビジネス展開を推進~アイピーフレックス株式会社(東京都品川区上大崎、代表取締役社長:萩島 功一、以下アイピーフレックス)は、このたび株主であるベンチャーキャピタルおよび事業会社向けに計6.5億円の第三者割当増資を実施し、 2004 年 5月 31日までに払込手続きが完了しました。 なお、増資後の資本金 は 22億6,312万円 となります。
--アイピーフレックス株式会社
第三者割当増資で予想を大幅に超える応募、12.5億円強を調達
2004年1月16日● 引受先は海外ベンチャー・キャピタルを筆頭とした国内外の有力VC及び事業会社
● 増資資金で次世代技術開発及び国内外のビジネス展開も含めた事業基盤の一層の
強化アイピーフレックス株式会社(本社:東京都品川区上大崎、代表取締役社長:中井 純、以下アイピーフレックス)は、このほど国内外の有力VCを中心に第三者割当増資を実施し、1月13日までに払込手続きが完了しました。 今回の増資では、海外のVCを筆頭に国内VCやビジネス開発の事業会社から予想をはるかに超えるご支援を頂きました。 合計調達額は9社(ファンドからの出資含む)で計12億5820万円となり、増資後の資本金は、19億4,061.5万円となります。
アイピーフレックス株式会社 第三者割当増資で5億円強を調達
2003年5月7日●引受先は国内外のベンチャー・キャピタルが中心
●増資資金で次期リコンフィギュラブル・プロセッサLSI事業の基盤をさらに強化アイピーフレックス株式会社(本社:東京都渋谷区恵比寿西、代表取締役社長:中井 純、以下アイピーフレックス)は、このほど国内外のベンチャー・キャピタルを中心に第三者割当増資を実施し、4 月30日までに払込手続きが終了しました。今回の増資においては、国内外のベンチャー・キャピタル、および一般事業会社から予想を超えるご支援を頂き、合計投資額は当初の予定額を上回りました。調達額は、法人10社(ファンドからの出資含む)、個人1名からの出資により、計5億1,040万円となりました。なお、増資後の資本金は、11億8,651.5万円となります
富士通株式会社との提携について
2003年1月8日
●富士通株式会社に第三者割当増資を実施
●半導体の次世代ソリューション、リコンフィギュラブル・プロセッサLSI事業を強化
アイピーフレックス株式会社(本社:東京都渋谷区恵比寿西、代表取締役社長:中井 純、以下アイピーフレックス)は、このほど富士通株式会社(本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:秋草直之、以下富士通)に第三者割当増資を実施し、これに伴い事業の推進に関わる新たな協力関係が結ばれました。この第三者割当増資によりアイピーフレックスの事業基盤の一層の強化が図られ、ダイナミック・リコンフィギュラブル・プロセッサLSI事業の推進が加速されることになります。このダイナミック・リコンフィギュラブル・プロセッサLSI技術は、FPGAやDSP、CPUより処理速度が速く、消費電力が低く、短期間に開発できるため、ロジック半導体の次世代ソリューションと期待されています。。