最近、DEMOをするイベントが増えてきた。 これは非常に素晴らしいことである。Launch Pad を開始したのは2006年11月でしたが、他に新サービスを発表する場はなかったように思います。
いろいろなカンファレンスやイベントと IVSのLaunch Pad は何が違うのか?という点をまとめてみたいと思います。
まず、IVSは招待制、そして宮崎や札幌といった東京ではない場所で開催しています。参加者はネット・モバイル業界での中では良く知られている経営者・幹部の方がほとんどです。通常の参加者の中でも上場企業の方が多く含まれております。 Launch Pad はこのような業界のキーパーソンの方に対してサービスのアピールができます。 コンシューマー系のサービスでは例えば広告代理店を強化したいということであれば、大手ネット広告代理店の経営者・幹部が参加しているわけなので効果的にアプローチが可能です。 他のサービスとの協業なども話も多く生まれています。
また、資金調達中のベンチャー企業であれば、ベンチャーキャピタルや事業会社の投資部門の方も参加されており、資金調達をするチャンスを得ます。 実際にエンジェル投資家と関係を構築したりする場になっています。
単に発表する という場ではなく、次のビジネスにつなげる場として機能しています。
また、メディアパートナーや動画配信を通じて、参加していない方にも伝えるようにしております。メディアパートナーは日経ネットマーケティングさんや東京IT新聞さん、CNET さんなど ごく限られておりますが、内容も充実しています(なお、ITメディアさんなど他のメディアの方はめでぃパートナーについてくれない・・・ )。 特に TechCrunch や tech.163.com など英語・中国語のメディアパートナーも増えました。
結果、日本にいながら海外にも情報発信が可能になりました。 IVSのLaunch Pad の日本語のプレゼンは同時通訳で英語になっています。 海外の参加者の方にもPRすること可能です。
当日の審査は、IVSのスピーカーの方にご協力いただき、評価しております。業界のキーパーソンの方に評価されるという点は非常に良いことではないかと思います。
賞品は高級時計などがありますが、高い評価を受ける会社は名刺交換の列ができますし、一気に知名度が上がるように思います。
参加する企業は熱気があり、真剣そのものです。 真剣勝負の世界は面白いなと思います。一方、いい加減なプレゼンなどは厳しい評価を受けます。 Launch Pad の面白さは特にライブで見ている方は毎回高い評価を頂いております。
運営も非常にスムーズになり、ヘッドセットマイクやステージ前のディスプレーとかいろいろな工夫がされております。
動画だと臨場感がわかりにくいのですが、会場のキャパにも限界があり、招待制というコンセプトもあって案内することは難しいのですが、 できるだけ情報発信につとめていきたいと思います。