ICCパートナーズ 小林雅のBlog

ティナ・シーリグのスタンフォード大学白熱講義

ティナ・シーリグのスタンフォード大学白熱講義 (DVD付き)　が発売されたそうで、早速注文。

最近お手頃な値段でDVDが出ているので助かります。

ベストセラー『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義』の著者であるティナ・シーリグが、スタンフォード大学で行ったアントレプレナーシップの講義内容を収録したDVDが付いた本。臨場感のあるリアルな大学での講義映像と講義内容についての詳細な説明が1冊にまとまっています。起業家を目指す人だけでなく、誰もが若い頃に体験しておくべき大事なことがを紹介しています。＜DVD収録時間は45分＞

 

 

#IVS 2011 Spring にあの「プレゼンテーションZEN」の著者 ガー・レイノルズ氏が登場

IVS 2011 Spring の企画も最終局面です。前回京都のIVSのときのクロージングセッションは登山家の栗城さんにご登壇いただき、大変好評でした。　今まで企業経営者が登壇することがほとんどでしたが、IVSとして新しい取り組みでした。

今回のIVSのクロージングセッションにはあの「プレゼンテーションZEN」の著者　ガー・レイノルズ氏が登場することになりました。　私も彼の著作には感銘をうけましたし、現在奈良に住んでいるなど非常に面白いと思っていました。　今回のIVSではできるだけインタラクティブな形式のものにしたいと思っております。

Garr Reynolds Information in Japanese via kwout

最近のシンプルプレゼンはガー・レイノルズ氏の講義のDVDがついて、この値段！　素晴らしいですね。

 

 

Teclosion のイベントに参加の感想

先週金曜日はTeclosion というスタートアップなどがデモをするイベントに参加しました。今回はベンチャーキャピタルやエンジェルの方たちとのパネルディスカッションにスピーカーしてお招きいただき、短い時間ではありますが、お話させていただきました。

私が話した内容は一般的な内容でしたが、ちょっとはお役にたったようです。 弊社インフィニティ・ベンチャーズも設立3年以内のベンチャー企業であるため、「ベンチャーキャピタリスト」としてアドバイスできるようなことはあまりない・・・のですが、我々としてどのように考え、やっているのかをお話しました。

個人的には2005年のグリー、2007年のUstream、2009年のREkoo(サンシャイン牧場など）、2010年のグルーポン・ジャパン といった投資案件に関与できることができ、10年間この仕事を継続してできていることはとても嬉しく思っています。 そして、今回のスタートアップのデモを拝見しました。 知っている会社ももちろんあるのですが、楽しく拝見しました。

残念ながら優勝したWondershakeさんのプレゼンのときは仕事の電話にでていて見ることができなかったのですが、優秀賞を受賞したZaim やリブリスなど面白いと思いましたし、受賞はしなかったですが、ムサビーのプレゼンターの仲津さんの勢いのあるプレゼンは素晴らしいと思いました。

私自身 2006年12月からLaunch Pad を運営しています。すでに9回も開催しているのですがデモイベントはスタートアップにとっては素晴らしい機会であることは事実でありますが、必ずしも優勝したからといって成功するわけでもない という現実です。 これはベンチャー経営にはいろいろな要素があるという点があります。それは資金調達であったり、デモのコンセプトはよいがじつは実装が難しいものだった などなどです。

今回、一瞬注目されるとは思いますが、その「一瞬」を次のステップに生かせるかどうかが経営者としての手腕だと考えています。 私としては、注目されているときこそ、良いメンバーを集めるチャンスです。今までは知ってる人を仲間にしていたと思いますが、注目され知られるようになります。いいチャンスです。良いサービスに良いチームをつくることに専念することがとても大切です。 なぜ大切なのかという点は、Time to Market がとても大切なのです。同じようなアイデア・コンセプトは山のようにあります。同じよう能力の人間であれば、2名の会社より、4名のほうが2倍リソースがあるわけです。

時間は有限であり、誰もが成功したいと思って一生懸命やっています。 人をあつめるにはビジョンが一番大切です。 サービスを提供し何を実現したいか？ というビジョンです。 と長くはなりましたが、このようなイベントはとても素晴らしい機会になることは間違いありません。

西田さんや主催者の方、奥田さんをはじめ運営をサポートいたいだた皆様、スポンサーの方々。とても素晴らしいです。 弊社も来月下旬に Infinity Ventures Summit を開催します。こちらも頑張りたいと思います。

#IVS 2011 Spring のLaunch Pad も来週 4月22日締切りです。

IVS 2011 Spring のLaunch Pad も来週　4月22日締切りです。 

最終審査は5月10-11日を予定しております。既に多数応募があり、最終審査の枠（22社）までもうすぐ達する勢いです。　まだ申込をされていない方はご連絡いただければ幸いです。

なお、既に登録された方もまだ返信できない場合もございます。予めご了承ください。

申込登録はこちらのページを参照ください。

Launch Pad 登壇までのプロセスは

1次審査：記入情報による書類審査

2次審査：本番同様6分間のプレゼンを頂き、質疑応答を行う（1社最大30分）

となっております。最終的には12-14社の登壇となります。

締切り間際に応募される方がも結構いるのですが、実はその前の段階で最終審査の枠自体が埋まる可能性があります。発表したい！と強く思う場合は、ご連絡頂ければ幸いです。

 

 

#IVS 2011 Spring のスピーカーリスト第一弾

IVS2011Spring のスピーカーリスト第一弾です。

プログラムも最終化しており、ほぼセッションの概要が固まっておりますがスピーカーの方だけの公開とさせていただきます。まだ5-10名程度追加発表する予定です。

IVS2011Spring スピーカーリスト（4月13日現在。敬称略。会社名順）

アドビ システムズ 株式会社 テクニカルエバンジェリスト 太田禎一
磯崎哲也事務所 代表 磯崎哲也
インキュベイトファンド 代表パートナー 本間真彦
NHN Japan株式会社 代表取締役社長 森川　亮
オイシックス株式会社 代表取締役社長 高島　宏平
株式会社オプト 取締役会長 海老根　智仁
株式会社オールアバウト 代表取締役社長兼CEO 江幡　哲也
勝屋久事務所 代表　プロフェッショナルコネクター 勝屋　久
キューエンタテインメント株式会社 取締役 水口　哲也
グーグル株式会社 製品企画本部長 徳生　健太郎
KLab株式会社 代表取締役社長 真田　哲弥
グリー株式会社 代表取締役社長 田中　良和
グリー株式会社 取締役 執行役員CFO　国際事業本部長 青柳　直樹
グルーポン・ジャパン株式会社 取締役会長 廣田　朋也
株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ パートナー 仮屋薗 聡一
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 教授 稲見　昌彦
芸者東京エンターテインメント 代表取締役 CEO/ファンタジスタ 田中　泰生
株式会社コロプラ 取締役副社長 千葉　功太郎
株式会社サイバーエージェント 代表取締役社長CEO 藤田　晋
株式会社サイバーエージェント 取締役 内藤　貴仁
株式会社ジェイド 代表取締役 秋里英寿
ＧＭＯインターネット株式会社 代表取締役会長兼社長 グループ代表 熊谷　正寿
ＧＭＯインターネット株式会社 専務取締役 安田　昌史
株式会社セプテーニ・ホールディングス 代表取締役社長 佐藤　光紀
株式会社ディー･エヌ･エー 取締役ソーシャルメディア事本部長兼COO 守安　功
株式会社ディー・エヌ・エー 取締役 川田　尚吾
DCM パートナー 伊佐山　元
頓智ドット株式会社 CEO 井口 尊仁
ITジャーナリスト 林　信行
本荘事務所 代表 本荘　修二
株式会社ミクシィ 代表取締役社長 笠原　健治
株式会社ミクシィ 取締役経営推進本部長 小泉　文明
ライフネット生命保険株式会社 代表取締役副社長 岩瀬　大輔
株式会社リクルート 全社web戦略室　室長 出木場　久征
ヤフー株式会社 R&D統括本部　フロントエンド開発本部　本部長 松本　真尚
UBS証券会社 株式本部 株式調査部 エグゼクティブディレクター 武田 純人 

以上

IVS2011Spring ボランティアスタッフ募集

5月に開催予定のIVS2011Spring ではボランティア・スタッフを募集します。

会場でのサポート業務です。例年　若手起業家や予備軍が参加し、立派に巣立っていっております。この機会に是非応募を頂ければ。

応募の概要や申込はこちらです。募集人員は10名程度となっております。

 

ボストンの風景

今回はボストンは初めてということもあり、ボストンを本拠とするGlobespan Capital Partners　のオフィスを訪問したり、ハーバード大学やMITのキャンパスを歩くことができました。

ブログなどで大人気の古賀さんと久しぶりに再会しました。　オフィスからの眺めも最高です。

ハーバード大学をいろいろと歩くと、ジョン・ハーバードさんの銅像がありました。いろいろと記念撮影をされる方が多く、観光スポット？のようでした。

チャールズリバーにはボートハウスがあったりと素晴らしいな思います。

 

ちょっと時間があったのでMITを一時間ほど散歩しました。面白い構造物がありました。大学の校舎ですが面白い形状です。

MITの敷地にはいろいろなオブジェがあって面白いです。このオブジェは子供に大人気でした。

ハーバード大学、MITとも非常に素晴らしい環境だなーと感じましたし、米国をリードする頭脳はこのような環境で育成されるのか　と思いました。　スタンフォード大学も素晴らしい！と思いましたら、ボストンもまた素晴らしいです。

HBSの学生やスタンフォードGSBの学生の方がともにイスラエルは素晴らしいという話をしていたのでイスラエルにも機会があったら行ってみたいと思います。

 

アジアビジネスカンファレンス 参加報告

4月2日に開催されたアジア・ビジネス・カンファレンスにスピーカーとして参加しました。このカンファレンスはハーバード・ビジネス・スクールとハーバード・ケネディ・スクールの共同主催のイベントです。

Asia Business Conference 2011 | April 1-2 at Harvard Business School, Boston via kwout

大規模なカンファレンスで800名とかそんな規模のイベントでした。私はスマートフォンに関するパネルディスカッションに参加しました。　OSや端末、アプリケーション/サービスなど各トピックについて議論しました。

今回はオーガナイザーででもあり、パネルの企画をされているハーバードケネディスクールの吉野さんからお声をかけていただき、参加することができ、とても感謝しております。

初めてのボストン、そしてハーバードビジネススクールということでとても楽しみにしておりましたが、レンガ造りの建物　などの環境はとても美しし、素晴らしい！と感じました。

 

そして何より驚いたのは中国人パワーです。今回のカンファレンスの参加者のほとんどは中国人でした。理由は実に面白く、旅行代理店がツアーを組んでいるということでした。そのツアーというのは中国の大学生（卒業生も？）を対象し、ビジネススクールの見学をするようなツアーだそうです。4月2日はカンファレンスですが前日の4月1日はHBSの紹介をするようなイベントがあるため、参加するのだということでした。

団体バスで300名とか参加していてびっくりしましました。　日本人は20-30名程度の参加者だったと思います。ちょっとブレていますが以下の写真が受付のところの写真です。受付には大量の中国からの参加者が押し寄せています。

あまりに中国人の多さにビックリしましたが、ちゃんとセッションのときの自己紹介のときは英語ではなく、中国語で軽く挨拶しました。　　中国人の方が多く参加していることもあり、グルーポン・チャイナのメンバーが参加し、採用活動を一生懸命しているのが印象的でした。

今回のアジア・ビジネス・カンファレンスは先月の東日本大震災の募金活動も行われました。キーノートのセッションでは冒頭では黙祷がありました。募金は7000ドル以上集まりました。素晴らしい活動だったと思います。　マッキンゼーアジアの代表の方が多額の寄付を頂きました。彼のスピーチのときにも今回の震災の件もプレゼンで触れていました。

今回はパネルへの参加ももちろん有益でしたが、ハーバード大学にいる日本人の方といろいろ交流できたのがとても楽しかったです。いろいろなバックグランドの方が在籍しています。ビジネススクールだけではなく、学部の日本人も方もお会いしましたが優秀だなと思います。　人数は少ないですが是非とも頑張ってほしいなと思いました。　いろいろとご支援できればと思っています。

また、他のパネルに参加されていた田村耕太郎さんとも懇親会などでいろいろとお話でき、とても嬉しかったです。

またこのような機会があったら是非参加してみたと思っております。