日本のシード・アクセラレーターの動向と今後 というエントリーを書きましたが、その続編です。あまり深く考えず、(続く)を書いたのですが楽しみにされている方がいるとのでまじめに書きたいと思います。
シード・アクセラレーター間の共同投資が進むのと同時に、各スタートアップ や 各シード・アクセラレーター自体の格付け・評価進むとというのが2012年の見方です。
DEMOというイベントの成功事例を見てみましょう。 TechStarのプレゼン資料も同じようなことが書いてあるのですが、例えば100社を支援すると、その内 30社がシリーズAのファイナンスを受けたとかどれくらいの金額を調達したか? M&AなどでEXITしたか?といったデータがでてきます。
これは北京のInnvation Worksでも同じような資料があります。
実際に30社投資し、その後の資金調達をした会社がどれくらいあるのか? そしてその金額の総額はどれくらいか?といった実績値が今後重要になります。 現在、なんとなくメディアに特集されているとよさそうに見えますが、実際問題としての数字が必要になります。これは結構シビアな戦いです。スタートアップは成功まで長い道のりですが、シード・アクセラレーターの評価はまず初期段階で支援先が次の段階にどれだけいけるのか?といった短期的な数字が問われるわけです。
スタートアップから見ると、当然ながら実力のあるシード・アクセラレーターの支援を受けたいと考えているでしょうし、実力のあるスタートアップとともに切磋琢磨する環境を求めいると思います。
細かい数字をまとめていないですが、各シード・アクセラレーターごとの支援件数とか支援先のサービス概要、その後のファインディングの状況などは把握するようにしています。
ではどの会社がよくて、どのシード・アクセラレーターがよいのでしょうか?といったことが一番気になるとおもいますが、それはノーコメントということで・・・・
(続く)