2017年2月21-23日 福岡で開催予定のICCカンファレンス FUKUOKA 2017のスタートアップ・コンテスト「カタパルト」では登壇企業を募集しております!
詳細はカタパルト登壇企業の募集ページを是非ご覧ください。
前回(9月)において初めて開催しましたスタートアップ・コンテストでしたが大変好評でした。好評だった大きな理由はピッチコンテストにでていないようなシード/アーリーステージのベンチャー企業に特化したためです。そのため審査員の方の多くからは「初めて知った」という会社が8社登壇しました。社会課題の解決に取り組むベンチャー企業にぜひ登壇頂きたい。共に産業を創っていきましょう!
前回 見事優勝したのは日本初の農業×ICT×流通のベンチャー企業「ファームシップ」でした。準優勝は水産養殖事業におけるコスト問題を解決するICTソリューション「UMITRON」でした。詳細は結果をご覧ください。
ICCカンファレンスのスタートアップ・コンテスト「カタパルト」の特徴は以下の通りです。
1 無名の会社に機会を!
まず、ピッチ・コンテストの意味は何か?と考えるとやはり「無名」な会社によってPRの場にすることです。従って既にたくさんのピッチコンテストに出場しているベンチャー企業ではなく、できるだけ無名でありポテンシャルが大きい会社を選ぶことです。
対象はシードステージやシリーズAを行ったばかり企業です。8社登壇していますが資金調達を行っていない会社がほとんどであり、優勝したファームシップもシリーズAの資金調達を行っていますが1億円程度です。
前回の登壇企業などの詳細は ネットベンチャーからリアルビジネスの時代へ 「ファームシップ」が優勝/「UMITRON」が準優勝―ICC カンファレンス KYOTO 2016 CATAPULT(カタパルト) -スタートアップ・コンテスト- をご覧ください。
登壇企業数も最大8社とし、1社8分のプレゼンテーション時間を提供しています。
2 スライド作成とプレゼンテーションの特訓!
「無名の会社」にフォーカスしているため、プレゼンテーションすること自体が初めてという方が多いです。本番まで2〜3回 x 1回時間のプレゼンテーションの特訓をすることで劇的にプレゼンテーションが上手になります。
「プレゼンテーション」と書いておりますが、正確には「スライド作成」です。「わかりやすいスライド」X「スピーチ原稿」X「プレゼンテーションの流れ(構成)」の3つによって劇的に改善します。
ICCパートナーズではICCの公式メディアを通じて記事化して配信しています。現在配信している クラウドで実現するスパコンの民主化-注目のベンチャー特集「エクストリームデザイン」(1)という記事は実は書き起こしをして記事化しているわけではありません。スピーチ原稿をベースに記事化しています。
プレゼンテーションを指導するにあたり1スライドあたりの話す文字数に注目しています。記事にするわかりますがスライドに情報がいろいろあると理解が難しくなります。1スライド 1メッセージのようにシンプルなスライド+スピーチ原稿を作成し、それをストーリーとして完成させます。
実際に準優勝した「ウミトロン」の記事 注目のベンチャー特集「ウミトロン」 – 宇宙データの活用で狙うICT×水産養殖 をご覧ください。ストーリーがわかりやすい内容になっています。
3 第一線で活躍する審査員の評価による対外的な信用
ICCカンファレンスのスタートアップ・コンテスト「カタパルト」の審査員は第一線で活躍する経営者の方やベンチャーキャピタリストの方で構成されています。このような方々に直接プレゼンテーションできる機会はなかなかありません。例えばアポイントメントをとってミーティングすることもなかなか難しいです。また、仮にアポイントメントがとれたとしても15名の審査員の方と個別にミーティングを1時間行う場合、移動時間を考慮すると30時間くらいにはなるです。
時間効率やクオリティを考えても8分間のプレゼンテーションに注力したほうがよいのです。審査員の方々に評価して頂くことは「信用」が付くことになります。PR効果を最大化するにはプレゼンテーションのクオリティに加えて、「信用」が重要になります。
ICCカンファレンス FUKUOKA 2017の審査員は以下の方々を予定しております。
- 青柳 直樹
- 今野 穣 株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ パートナー COO
- 上原 仁 株式会社マイネット 代表取締役社長
- 宇佐美 進典 株式会社VOYAGE GROUP 代表取締役社長兼CEO
- 小泉 文明 株式会社メルカリ 取締役
- 榊原健太郎 株式会社サムライインキュベート 代表取締役CEO
- 佐々木 大輔 freee株式会社 代表取締役
- 佐藤 裕介 株式会社フリークアウト 取締役 COO
- 真田 哲弥 KLab株式会社 代表取締役社長 CEO
- 田川 欣哉 takram design engineering 代表
- 千葉 功太郎 慶應義塾大学 SFC研究所 上席所員
- 永田 暁彦 株式会社ユーグレナ 取締役 財務・経営戦略担当/リアルテックファンド 代表
- 平尾 丈 株式会社じげん 代表取締役社長
- 本間 真彦 インキュベイトファンド 代表パートナー
- 村上 臣 ヤフー株式会社 執行役員CMO
4. ICCのメディアによるPR
ICCカンファレンスでは独自のメディアを運営しています。ICCカンファレンスのコンテンツを中心に配信しており、現時点では月間ユーザー数は14万ユーザーを超え、PVは22万PVを越える規模に成長しています。
ICCカンファレンスの「カタパルト」では登壇企業を支援するために動画や記事を配信しています。通常のベンチャー企業は「記事広告」を出稿できる予算はありません。通常のメディアは1PVあたり100円程度となっており、1万PV保証の記事広告が100万円になります。仮に1,000PV程度でも今まで認知がなかったところが認知されるため効果は高いのです。ICCカンファレンスの「カタパルト」をきっかけに資金調達ができた、あるいは大手のメディアに取材いただくことも多いのです。
まず、当日のプレゼンテーションはプロによる動画撮影を行っております。プレゼンテーション動画はICCの公式Facebookページから動画を配信し、さらにはVimeoにアップロードし記事に貼り付けるなどしています。
また、プレゼンテーションをベースに書き起こし or スピーチ原稿をベースに記事化します。上記の動画の書き起こし「ウミトロン」の記事 注目のベンチャー特集「ウミトロン」 – 宇宙データの活用で狙うICT×水産養殖 をご覧ください。
実際にプレゼンテーションした内容と記事の内容は異なります。プレゼンテーションを記事化したときに構成がわかりにくい場合は構成を大きく入れ替えるなどしています。ICCカンファレンスの記事の編集を通じて、どのようにメッセージを伝えべきか?がわかるためです。
さらにウミトロンの場合は実際にサービスが導入されている愛媛県の愛南町に出向いて現地の方にインタビュー取材も行っています。ウミトロンの挑戦(1)元JAXA研究開発員 藤原氏が挑む水産業のICT活用 や ウミトロンの挑戦(2)水産業の救世主となるか? – 養殖業におけるICT活用の可能性 のような記事を配信しています。
その結果、「ウミトロン」と検索すると上位の結果がICCの記事が多くなります。このようにベンチャー企業を支援する上で「動画」「記事」を通じて支援することが重要なのです。
5 カタパルト・ネットワーク TM
ICCカンファレンスではスタートアップ・コンテスト「カタパルト」だけのために開催しているわけはありません。
ICCは「共に産業を創る」ためのコミュニティである。カタパルトの登壇企業の卒業生をネットワーク化した、「カタパルト・ネットワーク」があります。「カタパルト」はスタートアップ・コンテスト以外に「IoT/ハードウェア特集」「社会起業家特集」「リアルテック特集」などがあり、1年間で40-50社登壇するネットワークです。
2017年2月に開催しますが「カタパルト・グランプリ」という有名スタートアップが登壇するグランプリ企画もあります。このように総合的な取り組みをしてるのがICCカンファレンスの「カタパルト」の特徴です。
当日のドキュメンタリー動画を作成しています。登壇者を活躍が新しい産業を創ることにつながります。ICCのビジョンである「共に産業を創る」という活動なのです。
このようにICCカンファレンスとして力を入れているのが「カタパルト」です。ぜひ応募をお待ちしております!
詳細はカタパルト登壇企業の募集ページを是非ご覧ください。