デジタルガレージの保有するカカクコムの株式の半分(20%)をCCCに譲渡する といったニュースがあった。 話題としてはデジタルガレージの短期的な売却益は157億円と大きい、今年の業績はよいものになる。 一方、来年以降はカカクコムが(ぎりぎりの)連結子会社ではなくなって、業績の連結限定的となる。
カカクコム単独でみると、デジタルガレージのギリギリ40%で連結子会社であるというのは制約が大きかったのでは?と考えています。 親会社であるデジタルガレージの中核子会社であるため、「利益」の「成長」に対して依存関係があった。 ちょっと前のサイバーエージェントの中のシーエー・モバイルと同じような位置づけだ。
今回、カカクコムは連結子会社でなくなることによって、自由度は増すという点。 積極的に買収(株式交換など)など行うことも可能になる。
ただ、経営的には大きな株主が2社を存在するのは舵取りが難しいのでは?という点があります。それでも連結子会社から外れたほうが自由度が高くなるので期待度大です。