ICCパートナーズ 小林雅のBlog

エンタープライズ2.0企業のソーシャルテキスト、MSの市場参入にもオープンソースで対抗

エンタープライズ2.0企業のソーシャルテキスト、MSの市場参入にもオープンソースで対抗　
というインタビュー記事がアップされております。ＮＩＬＳの会場でインタビューしたものですね。

私はいくつかミーティングに同席し、デモなどを実際に見た（メールでＷｉｋｉに投稿できる　など）ので、インタビュー内容もよくわかります。　

Ｚｉｍｂｒａもそうですが、Ｓｏｃｉａｌtext も　電子メールからの脱却というか、生産性アップを目指しているということだと思います。　エンタープライズ2.0　というのは、結局のところ、電子メールに依存しているワークフローだったり、ナレッジシェアリングの仕組みをどうＷｅｂを活用して便利にしていくか　？　といったところだと思います。

NILSのセッション企画

NILSの拡大してきて、いろいろ面白い企画ができようになりました。　次回は各企業プレゼンするような”ＤＥＭＯ”のようなセッションを加えようと思っています。

具体的にはジェネラルセッションは原則２セッション同時進行（メインテーマは大会場）
とし、　１セッション会場はずっとプレゼンし続ける　というものです。

時間割を考えると、６セッション分（6時間分）の時間があるため、６分野とか分野別に時間割を設定するといったことを考えています。　モバイルならモバイルだけ1時間といった形です。　いろいろ考えたいと思います。

NILS2006Spring特集開始：ベンチャーと大手企業、出会いと協業成功までの道

NILS2006Spring の特集が始まりました。　第一弾は、「ベンチャーと大手企業、出会いと協業成功までの道」　です。

ＮＩＬＳでは業界動向の話、企業の戦略の話、マネジメントの話の３つなのですが、３番目のマネジメント系のセッションです。

次回のホテルの方と打ち合わせ

本日、ＮＩＬＳ次回の企画のため、ホテルの営業担当の方と打ち合わせ。　さすに慣れた。
時間割は既に決まっている。

ＮＩＬＳ秋も3回目となる。参加者は90名→170名→220-250名？と増加しているので、ホテルの方にとっても嬉しいことだろう。　

今回はドームは利用をしない予定で、カンファレンス会場をメインに利用予定。今回は同時通訳の設備を使う予定。　海外のスピーカーも３－５名　招待したい（現在、英語版の案内資料を海外のカンファレンスを参考にしながら作成中）
セッション会場、パーティ会場、2次会の会場などほぼ確定。　

前回、マグロの解体　が好評だったが、今回は昨年好評だった地鶏炭火焼、地ビールの生ビールなどの屋台系も当然だが、またマグロ解体（近くに大きな漁港があるので良いのがあるそうです）もやろうかと思っています。

ゴルフに関しても、3回目となるため、住吉・高千穂というトーナメント・コースでプレーできそう。アフター・トーナメント（月曜日）のティータイムも大丈夫そうです。　今年もＴ・Ｗ選手が来日するそう（資料に書いてありました）なので、今から楽しみです。

と、余興系は既にある程度固まったので、ゆっくり中身のほうをやっていきたいとお思います。

準備はどんどん早い段階で行っていくことがポイントだ。

次回の参加者人数に関しては、250名をターゲット（＋３０名アップ）にしている。
量を追わず、質を追求するスタイルは変えず、質が良くなって量が増えるのが
一番良いな　と思っています。スピーカー50名程度、一般経営者が１６０名、
スポンサー30名、その他スタッフ・メディアなど　という構成イメージ。

今回は参加者の分野の構成比率など是正など、いろいろ時間をかけて取り組みたい。

ＮＩＬＳ記念写真

２つのセッションしか撮影していなかったのですが、私のデジカメでセッション開始前に記念撮影しました。

ＮＩＬＳ２００６Ｆａｌｌも着々と進んでいます。

ＮＩＬＳ２００６Fall の企画もちゃくちゃくと進んでいます。　マネジメント系セッションは１つ完了。モバイル関係のセッションは２つほど進んでいます。前回スピーカーとして参加していただいたＣＡモバイルの小野さんから、アイデアを頂いたたり、　前回モデレーター＆企画ということで参加していただいたＫｌａｂの真田さんからもモバイル業界の大手企業系のパネルの企画を頂いております。　モバイル業界の再編の時期を迎えつつあり、サービス側　と　経営　という面で再編と今後の展望というのは面白いかなと思います。

ＮＩＬＳもいろいろと業界の方からアイデアを頂き、よりよいものにしていきたいと思います。特に私はモバイル業界に疎い（携帯電話は電話くらいしか使っていない・・）ので大変助かります。

日本の起業文化を世界に伝える意義：NILSを振り返る（雑感）

週末はＮＩＬＳのセッションを撮影したビデオを整理していた。ついつい参加していないセッションのビデオを見てしまった。面白い。　しっかり撮影できている（ＨＤＤの容量オーバーで取れないセッションが３つほどありましたが・・・）。　

Zimbraのセッション　、転換期のマネジメントなど振り返りながら見ていました。今回を振り返ると一番良かったなと思うのは、ZimbraのScottさんの登場だったと思います。私自身、パーティの時などでいろいろと話す機会があったのですが、ＮＩＬＳに参加して、エネルギーをもらったよ　と言ったことが印象に残っています。　彼のブログでＮＩＬＳ関連のエントリーが２つあります。２つのエントリーはＳｃｏｔｔさんが登壇した第二セッションのＯＳＳの市場動向に関してのパネルディスカッションやＱ＆Ａの内容そのものです。

- Open source and Unreliability?
- Open source, SaaS, and the shrinking software industry?

Ｓｃｏｔｔさんはベテランだと思うのですが、ＮＩＬＳに参加し、いろいろエネルギーを得た　というのは日本の起業家にいろいろ出合って、刺激を受けたということでした。本当に楽しそうだったことが印象的でした。これのブログにもＮＩＬＳのことが書いてあります。若干、お世辞がはいっているかもしれませんが、面白い表現があるので掲載します。

My answer is an emphatic no, but before I get to why, I should also say that NILS was an excellent event---dispelling some of my notions of Japan as a country in which smart engineers spend most of their careers working very hard for a single large company. Instead, I found a thriving（繁栄している） open source community and enthusiastic entrepreneurs in abundance（豊富にという意味です）. Between the sex appeal of the Zimbra/Web 2.0 demonstration and the fact that WebLogic has a cult following here, I had the good fun of being enshrined in the role of uber-geek for the day---sizing up nascent technology demo’s and sharing start-up war stories.

日本の優秀なエンジニアは一つの会社でづっと働いている　というふうに思って
いたそうなのですが、熱気のある起業家や　ＯＳＳのコミュニティの方（ＧＲＥＥの藤本さんとか）に会って刺激を受けたようです。　藤本さんもＳｃｏｔｔさんに会えてよかった　ということだそうです。　あと、ウルシステムの漆原さんはＳｃｏｔｔさんとは15年来の友人だそうで、再会を喜んでいました。2次会でいろいろと話していました。　漆原さんも沖電気という大手の企業に働いていて、その後、ウルシステムを創業したという経緯もあり、そんな話もしたのでしょう。

ＮＩＬＳのセッションの中で、素晴らしいセッションが多かったのですが、Ｓｃｏｔｔさんをあげているのは、　ＮＩＬＳという活動、そして日本の起業の文化　ということを世界（シリコンバレーですが・・）に発信できた　ということです。　　おそらく、日本のベンチャー市場は、大した起業家はないのにお金が集まって簡単にＩＰＯできるという風に世界では思われているのだろう　と勝手に想像していて、　正しく伝わっていないのでないかと思っています。いくら日本人が日本は頑張っているとか、良いとか言っても所詮　伝達になってしまいます。

今回、ＺｉｍｂｒａのＳｃｏｔｔさん　や　Socialtext のRossは本当に刺激的だったという感じで、日本のベンチャー市場（ＮＩＬＳに限ってですが）は素晴らしいものが出来つつある　と誇ってもよいのではないか　と　いろいろと感じました。

当初はＮＩＬＳの参加者に海外の最先端の動向を共有する　というのが海外のスピーカーを招待した理由だったのですが、　今後は日本の起業文化などを世界に伝える良いチャンスであると強く感じました。ＳｃｏｔｔさんやＲｏｓｓさんのようにブログでしっかり書いていただけたり、口コミでＮＩＬＳや日本の起業環境などが伝わるわけです。

これからも世界に少しでも発信できるように頑張りたいと思います。

 

NILS2006Fall スピーカー：ＣＡモバイル外川さん内定

「なぜ急成長できたのか？　～その戦略・マネジメント論～」　のセッションですが、ＣＡモバイルさんも5年で30倍以上になっていますよ　と小野さんからご提案いただき、外川さんが内定しました。　内容的に濃いものにしたいので、2名のセッションで組みたいと考えております。

（スピーカー）
株式会社オプト    代表取締役CEO    海老根　智仁　氏（2回目）
株式会社シーエー・モバイル　代表取締役社長　外川　穣　氏（2回目）

（モデレーター）
株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ    パートナー    仮屋薗 聡一

ＮＩＬＳの企画

次回のＮＩＩＬＳの企画もスタート。次は５回目となるため、慣れたものになった。場所・期間も既に決まっている。早く決定することで、参加者は予定をＮＩＬＳに合わせることが可能だ。
フライトも何時にある　などは既に知っているため、既にセッションの時間割も決めている。

あとは、
- セッション・テーマとスピーカーの選定
- レセプション・パーティで何をするか？
- 会場の利用イメージ。前回の反省をいかし、こういうものがあったら良いとかある
　ので検討中。

といったところ。　楽になったものだ。　6ヶ月前から活動しておくと、いろいろと楽なので
さっさとやっておきたい。

NILS2006Fall スピーカー：オプト海老根さん

いきなりですが、オプト海老根さんが　「なぜ急成長できたのか？　～その戦略・マネジメント論～」　を話したいということで、いきなり内定しました。

2000年当時は３億円の売上高。それから5年で３０倍の売上高になっている秘訣のセッションです。2-3名のパネルを考えていますので、5年で30倍の売上高になっているような会社をご存知であれば教えてください！　

モデレーターはマネジメント系セッション担当の仮屋薗さんにお願いしようかと思っています。　

マネジメント系セッションは３つほど予定しています。