最近、いろいろと公開企業が増え、またライブドア問題があったため、改めて時価総額の意味が問われる時代になったと思う。時価総額は株価×株式数 で計算されるもので、株式数は増資しなければ一定なので、時価総額は株価で決まる。 株価は市場での取引で決まる。
企業価値 だなんだという学問はあるものの、あまり関係のないところで株価が決まる。
個人的な意見では、株価なんてあまり重要視するものでない と思っている。創業者などの株主は資産価値が膨らむので、それはそれでハッピーだとは思うが、 会社の実態を反映しているものではない。
一方、企業の経営者は、自分たちの会社が正しく理解され、評価されることを期待していると思う。
アナリストの仕事ではないが、 株価ではなく、この会社は良い・悪いとか そういった評価をする会社があってもよいのではないか。
個人的な意見ですが、経営者はアナリストから評価されて嬉しいのか?と思う。 嬉しくないだろう というのが仮説だ。 やはり、経営者は他の経営者から高く評価されるとか、プロの投資家(定義は難しいですが)から、良い会社だと評価される ということを思うのではないだろうか。
日経新聞などに アナリストなど市場関係者が評価する 新興企業 のリストが掲載されるが、それでいいのか?
株価は市場での取引価格であり、 企業の評価とは別である。 違った視点で企業経営をしていかないと、間違った方向に向かう。
難しい問題ですが、 考えていきたい問題です。