最近、ベンチャーキャピタル業界の動向をちょっと書いてみます。
別にスクープでもなく、業界にいる人ならば良く知っている話です。
最近の業界最大手のVCの動きが凄い・・・・。 凄い というのは、Valuationを吊り上げていき、多く金額を投資する というものだ。 これはネットバブル期によくあった話で、同じような話が増えている。 これは既に数多くの会社でそんな話があったと聞く。
ベンチャー企業にとっては、同じシェアを放出しても多くの資金を調達できるのでメリットは大きい。 一方、 他の同業他社の方からは、「どうかしている・・」という声がある。
私の見解は、投資の仕方は様々あるため、ファンドとしてリターンが期待できるのならば良いのではないか という考え方です。 ファンドの投資戦略そのものなので、私のような外部の人間がとやかく言うものではない。
我々は我々で投資戦略があり、正しいと思ってやっている。 個人的にはどういう結果になるのか楽しみだ。 光通信キャピタルもとやかく言われながら、一休などスマッシュヒットがあり、投資金額は回収している。 光通信のIR資料を見ると、2005年11月の資料では投資回収率が123%になっている。約950億円投資し、約1167億円回収だ。
(参考IR資料)
VCというのはいろいろ形態があり、面白いビジネスだなと思います