東京工業大学 材料系4専攻21世紀COEプログラム「プロジェクト・マネジメントコース」 という 名前は長いですが、 材料系のMOT のコースの発表会に参加してきました。
発表会というのは、ビジネスプランの発表会です。 弊社の投資先でもあるフィスコ の三木さん のお誘いで、参加してきました。 三木さんはこの講座の特任教授です。
私の大学時代や社会人1-2年目くらいのときは、ビジネスプランを作るみたいものに参加したり、教えていたりしていたな と懐かしく思いました。
さて、内容は 東工大で研究している技術シーズを事業化するビジネスプラン という内容です。 技術シーズに関しては面白い内容が多かったです。 ただし、シーズをビジネスプランにするとか、ビジネス機会を見つける といったことに関しては、まだそのレベルには達していない というのが感想です。 学生だから・・・・ というのもありますが、ビジネスの世界は 学生だからとかそういう 次元の議論ではなく、 絶対値で優れている という必要があります。
ビジネスプランを作るうえで、 プラント屋さんにどれくらいかかるか? ということを話をしに言ったり、 素材はどれくらいでできるか?とか、聞きにいっていたのですが、4-5社でした。 学生の感想としては、4-5社でもビジネス界の人として接して有意義だった ということを感想で言っているのですが、 実際にビジネス開発をするとなると、数が足りません。 また、PLやCFといったところや競争戦略といった点は精度が足りないし、重要性の認識が不足している。資金調達方法も実践的ではない。お金の儲けの感覚がない。
上記の点は、真面目に投資するならば と考えると辛口のコメントなります。 この講座の否定するつもりなく、逆に こういう講座があるということは素晴らしいな と思います。
また、面白いな と思ったのは、 教授などの突っ込みです。 それって本当にできるの?ということを方式など突っ込むのは良いですね。 それも複数人いる。 アカデミックな方々のこういった突っ込みは大変良いなと思いました。 1年の講座らしいのですが、1年ではMBAの一年目ではないですが、基礎講座 のようになります。 やはり、2年間くらいやって、1年くらいは技術シーズのビジネス開発に取り組む とか、してもよいかなと思いました。
いろいろと書きましたが、いろいろ良い経験でした。 時間が許せばこのような機会はまた出たいなと思います。(仕事にはならないのですが・・)