糸山英太郎氏のJAL経営陣との決別!パート3 が発表されていた。面白い。
以下引用。詳しくは糸山栄太郎氏のウェブサイトをご覧ください。率直なコメントはいつも勉強になります。
今回の役員人事に関しての評価は、私がどうのこうの言うより、昨日の株式市場の結果を見れば明らかだろう。昨年発表した「2005-2007年中期経営計 画」、「企業改革方針」等に付いて市場が全く反応しなかったことを思えば、市場はそれなりの評価したと言えよう。しかしながら、それは新町退陣に対する評 価であり、決して西松新社長への期待感でないことを新執行部は肝に銘ずるべきだ。私が当初から要求した側近執行役員の解任はよく決断したが、JAL再生に 必要な多くの優秀な人材が現場を離れた。今後に期待できることと言えば、新任の取締役全てが50代と云うことで、若さを生かし思いきり活躍してもらいた い。
西松新社長をどう思うか、と各社から聞かれた。多くの記者諸君同様、私にとっては「西松Who?」だ。会ったこともなければ、話したこともないので、評価 のしようがない。私は、「ショートリリーフ」と思っているが、「ロングリリーフ」になるかどうかは業績にかかっている。株主の立場としては、配当を行える かどうかであり、無配と云うことであればその責任は厳しく追及する。私の不安は財務しか経験がないことである。2兆円もの有利子負債を抱えているJALと して日本政策投資銀行等金融機関との調整は非常に重要だが、今のJALにとりより重要なことは営業と安全運航であることを十分認識し、経営の陣頭指揮に当 たってもらいたい。近々、挨拶に来ると思うので、その点も含めじっくり話し合ってみようと思っている。