田原総一郎氏講演。
現在 日本の4つの大きな問題がある。
① 環境問題
今回のサミットは環境問題。 燃料電池なのど環境対策が重要になっている。現在サミットではEUとアメリカの対立構造。CO2の削減目標など、溝が深い。
洞爺湖サミットで環境対策に対して提言できるかどうが、阿部政権の大きなポイント。憲法改正より重要。 CO2の権利を売買がこれから新しい金融ビジネスになるといわれている。
CSRだったのがも金融ビジネスのような大きなビジネスになっている。
②人口減少社会
10年後には労働人口が大きく減る。その中で今後どうするか?
年金とかどうするのか?
移民などはできない体制。 働いていない人に働いてもらうことが重要。2つある。定年している方に働いていただく。 定年がなくなる。 次に子供を生んだ女性。 日本の制度はゆがんでいる。 日本の雇用制度は駄目だ。 育児などをサポートするような制度など日本の雇用制度を大きく変える必要がある。 ワークライフバランスといわれている。 男も育児など休み制度など、育児サポート。 イギリスでは出産した場合、男も1ヶ月休むことができる。
人口減少社会にどう向き合うか? がポイント
③ 資源の問題
一番最初は、「水」だ。 毎年世界中で300万人で「水」を飲んで死んでいる。(飲んではいけない水が飲んでいる)
水がなくなるのが大変。 日本は水の自給率は100%。珍しい国だ。
レアメタルがなくなる。 石油の問題。 食料の問題。
④日本の意識の問題
意識が萎縮した。 戦前は、何のため勉強するか?は国家のためだった。戦後はかわった。
日本人の意識をどうするか?がかわった。
アジアのために役に立つ人間になろう!というのがまずは重要。 アジアのために役に立つ国なるかが大きなテーマになる。
信頼される国になるか。環境問題でもアジアの力でアメリカとEUとどう調整させていくかというのが非常に大きな使命だと考えている。
若いベンチャーを多く取材しているが、 非常に良くなったと思う。 早稲田で押しているが、
2-3歳でバブルはじけてので、バブルを知らない学生。不況の中で育った学生。堅実な学生
が多い。 バブルを知らない人は、ブランドに興味をもっていない。 授業に対しても熱心だ。
以後、出井さんと田原さんとの対談
日本は環境問題にいい加減だ。 京都議定書で6%減らすといっていて、8%も増やしている。 京都議定書は90年を基準にしている。 EUが東ドイツや東欧がはいったときを基準に設定している。 EUは有利。東ヨーロッパはCO2を削減しやすい。 EU有利な議定書。
(いい加減といっていたが。。) 日本は環境に対して優等生。CO2を出していないほう。
Googleのセルゲイ・ブリンはロシアから移民。それが現在アメリカンドリームの象徴になっている。 シリコンバレーやウォールストリートでは中国人・インド人が活躍する。
(出井)
ハリウッドも世界から優秀な人を集めている。 これはアメリカ方式だとおもっている。
ハリウッドは才能がある人が住んでいる。 プロジェクトベースであつまっている。
映画ごとに会社ができる。
日本の場合は、会社ではたらている。 ハリウッドでは個人(フリーランス)がプロジェクトに集まる。
パイプラインがいろいろある。生態系ができている。 ハリウッドはプロジェクトファイナンスと時間軸をもつビジネス。 マーケットリサーチの仕組みは同じシステムをつかっている。あたるかあたらないか といったところでノウハウがたまっている。
(田原)
ジャーナリズムに関して。 日本は不幸。 イギリスとか米国は2大政党。日本は自民党がメイン。 ジャーナリズムは権力批判だった。 対案がなかった。 対話がなかった。
5-8年不況がつづいて、公共事業を続けた。債務が増えた。 批判だけではなく、こうしていけないといけないといった提案が必要になった。日本の権力は弱いと思った。
田原さんのやり方自体が変わった。権力をいくら批判しても何も変わらない。
(出井さん)
世代間のギャップあり。 出井さんは昨年 軽井沢で若い人を含め集めバーベーキューをやったり、宮崎のNILSに参加したとき、リコーカップの懇親会に参加した。 世代間をつうじて交流することで新鮮する。 若い人を聞く会をやらないといけない。
→ NILSの話がでてきて嬉しかった!
他 いろいろと面白かった。 ここではかけないネタが多い!