昨日、高野さんとお会いしたので、キャリアについていろいろと考えました。
実は私はあまり迷わず、進路を決めてきました。 大学卒業後、アーサー・D・リトルという会社に就職しました。 経営コンサルティング×情報通信産業分野に強い(強そうだ) ということで即決でした。 ブログで有名な梅田さんが在籍し(内定したときには独立されていましたが・・)、日経ビジネス に 寄稿されていた記事を読み、ADLに興味をもち応募しました。 ADLは新卒採用は私で2期目で、ほとんど知られていなかったと思います。 他の会社からオファーをもらったわけでもなく、早く決まったので、就職活動をやめました。(他に経営コンサルティング会社や投資銀行はありましたが、面接で落ちたりして、結局 駄目だったというのが正しいです)
ADLの2年目くらいから、ヘッドハンターから連絡がくるようになりました。 ちょうどネットバブル期ということもあり、特に インターネット系、IT系のセクターアナリスト や 投資銀行(M&A)の話が多かったです。 一般的には面白ろそうな仕事なので面接とか受けてみましたが、直感的に 働こう! という気持ちなれず、 給料よさそうだしな・・・ とか、いいろいろと考えていました。 結局、もやもや しているというは良くない ということで、転職しないことにしました。
大学時代から、ベンチャーキャピタリストになりたい と思っていたので、他のキャリアはどうかなと思っていたこともありますが、 そもそも ベンチャーキャピタリストってどうやったらなれんだ? と思ったいたこともあり、投資銀行いってキャリア積んだほうがいいのかなと当時は考えていました。
今の会社には、たまたまセミナーに参加して、 現在の同僚の方 と ベンチャーキャピタルの職業に興味がありますという話で、 ”弊社では採用は難しいと思いますが他のVCファームを紹介できますよ”と グロービスマネジメントバンク をご紹介頂きました。面談という話を聞いて、グロービス・マネジメント・バンクの方かと思っていたら、 弊社のパートナー(仮屋薗さん 等)でした。 どういうことかな と思いつつも、まーいいかと思って面接を受けたら、オファーを頂き、 最後の 堀さんの面接の後に ”じゃ、決まりね”とか言って、突然、 月曜日の朝の定例会議に連れて行かれて、”今度入社する小林です”と
挨拶しました。
弊社以外の ベンチャーキャピタルの話も実はあったのですが、外資系となると、MBAは必須だとかになり、そもそもレジュメ段階で駄目だったりしました。 他外資独立系で、ヘッドハンターが頑張っちゃって面談だけセットしました というところは、もともとあまり興味ありません という感じでした。(ちなみに上記外資系VCは、撤退したり、いろいろと転売されたりと大変だったようです)
弊社に採用されたは非常にラッキーでした。2001年当時、ネットバブルが崩壊したこともあり、VCのどうか?といわれた時期でした。 通常、VCは経験豊富な方がするものだという考え方が多いと思いますが、 たまたま 弊社は若手を採用して育てていこう とか、経営サポート強化でMBAや経営コンサルティング会社出身の人間を採用するといった採用方針になったらしく、 当時26歳だった私は、アソシエイトとして採用されました。
入社後は、いろいろと機会を頂いたこともあり、一生懸命働きました。過去のブログでもいろいろと書いています。
ADLにしても、グロービスにしても、たまたま採用された という感じをしています。もともと変わった人間だったので、面白い と思ってくれたのでしょう。
また、ビジネススクール 等への留学に関してもいろいろと考えた時期があります。 通常はコンサルティング会社で3年くらい働くと、MBAに行くといった人は多いです。大学の同期でマッキンゼーに就職いた人間は留学していました。
私の場合は、MBAという憧れはありましたが、結局、 勉強しなかったタイプです。MBAは要らない と思ったいうよりかは、自分の実力(英語)では無理だと思ってあきらめていたといったところが正直なところです。
まだ年齢的にMBAに行こうと思ったら行けるのですが、さすがに現在の仕事を抱えて、1-2年間休職するのは難しくなってしまいました。 できれば1年くらいは海外で学びたいなとは今も思っています。 (ゴルフ留学もしたい・・)
今のキャリアの目標としては、早く一人前のベンチャーキャピタリストになるということです。一人前 という定義は人ぞれぞれ違いますが、私の場合は私が担当した投資先が、成功することだと考えています。単に投資するだけではなく、いっしょに作り上げていき、成功をする ということを実現したいです。
今の担当投資先でもIPOまでは、1-3年くらいはかかると思います。 投資の成果が出て、初めてトラックレコードができます。 トラックレコードができるといろいろと機会もさらに広がると思います。 社会人8年目なので、わからないことだらけ(特にマナー・・)でお叱りを受けることが多いので、年齢を負うことにちゃんと人間としても成長しないといけないな・・・と最近感じています。
とにかく頑張っていきたいと思っています。